本や文字に関わるボランティアは、目の不自由な人(視覚障害者)に対するものが多いです。本を読むことの楽しさを味わってもらうためには、点字やろうどくテープ、対面ろうどくなどの方法があります。ボランティアでは、パソコンや電気製品の説明書から専門書やしゅみや生活の本など、目の不自由な人のリクエストに応えて、点字にしたり、テープにふきこむ「ろく音図書」(ろうどくテープ)にしたりします。

このほか、てのひらに指で文字を書く手書き文字や、指点字などで伝える方法もあります。目の不自由な人の中でも、弱視といわれる視力の低い人向けに、字を拡大して紙に写す拡大写本という方法があります。弱視のどあいは人によってちがいますから、その人の見え方に応じて字の大きさや字間などを考えて作ります。

また、本を声を出して読むのが得意な人は、対面ろうどくなどのボランティアがおすすめです。目の不自由な人と向かいあって本を読んであげます。大きな声でゆっくり、はっきり、気持ちを込めて読んであげましょう。本などをろく音するろうどくテープも同じです。ボランティアセンターや図書館などでこのための講座が行われています。

声を出す訓練、正しい発音、アクセント・間の取り方などを学べます。さらに、文を作るのが得意な人は、よう約記事のボランティアが向いているでしょう。よう約記事のボランティアは、目の不自由な人のためではなく、耳が不自由な人や、年をとって耳が遠くなった人、年を取ってから耳が聞こえなくなり、手話ができない人のために、よう点をまとめ、耳の不自由な人に文章を使って伝えてあげる仕事です。

話の内容をきちんとつかんで、読んでわかるように短い文章によう約して書き取っていくのが役わりになります。各地でこのための筆記こうしゅう会もひらかれています。



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